自民党選対委員長・小泉進次郎さんの地盤として知られる神奈川県横須賀市。この横須賀市を抱える神奈川11区で、10月27日投開票の衆院選に新たな挑戦者が名乗りを上げました。
その人物こそ、元警視庁警察官の初鹿野裕樹（はじかの ひろき）さん。参政党から神奈川11区に出馬を決意した彼は、実は横須賀と深いつながりがありました。その源流は、横須賀の地に名を残す先祖・初鹿野信興にまで遡ります。その血を引く子孫が、令和の時代に新たな挑戦をスタートしようとしているのです。
警視庁警察官から政治家へ。なぜ、彼は安定した職を捨て、この挑戦を決意したのでしょうか。また、参政党からの出馬を選んだ理由とは？これまでの経歴や学歴は？その答えを探るため、はじかのひろきさんの経歴や学歴を調べました！
はじかのひろき（参政党）は神奈川11区の候補者！
はじかのひろきさんが出馬する神奈川１１区は、長年続く小泉家の地盤として知られます。今回はどのような候補者がいるか、見ていきましょう。
はじかのひろき（参政党）は神奈川11区の候補者！
はじかのひろきさんは、１０月２７日投開票の衆院選で神奈川１１区から出馬します。神奈川１１区は横須賀市と三浦市が対象となっており、この選挙区からは、はじかのさん含め３名が立候補しています。
神奈川１１区の最も強力なライバルは、自由民主党のプリンス・４３歳の小泉進次郎さんです。小泉進次郎さんといえば、先日行われた自民党総裁選挙に出馬したのは記憶に新しいところ。結果敗れはしたものの、将来の自民党総裁候補の一人であるのは間違いないでしょう。横須賀生まれ・横須賀育ちで、父・小泉純一郎氏から引き継いだ地盤を背負い、選挙戦を有利に進めます。
もう一人の候補者は、日本共産党所属の７１歳・ためそう稔さんです。現在は神奈川みなみ医療生協に勤務しています。４３年間にわたり、医療や福祉の現場に従事してきた経験から、ケア労働の人材不足解消や労働者の賃上げを訴えています。
はじかのひろき（参政党）の経歴や学歴は？
ここでは、はじかのひろきさんの経歴について調べてみました。いっしょに見ていきましょう。
はじかのひろき（参政党）の経歴は？
はじかのひろきさんは横浜市金沢区出身の４７歳です。（令和６年１０月現在）以下、箇条書きで経歴をまとめてみました。
・２０００年に東海大学体育学部を卒業後、警視庁に入庁。柔道選手として活動
・２００８年現役引退後は、警視庁内の柔道指導者として１万人以上の警察官を指導
・２０１７年には全日本柔道連盟公認A指導員に認定
・２０２２年に警視庁を退官
・２０２３年に警備会社と精密機器会社の顧問に就任
・２０２３年に葉山町議会議員選挙に出馬するも落選
・２０２４年の衆院選・神奈川１１区に参政党から出馬
はじかのさんが政治家を目指したきっかけは、学生時代にまでさかのぼります。当時から日本の教育現場で繰り返し目にした”自虐史観教育”への違和感が、初鹿野氏の心に深く刻まれていました。「国家に誇りが持てない、日本人であることに誇りが持てない。そんな教育のあり方を変えていきたい」という強い使命感が、政界への決意を後押ししました。
「日本の国益を守り、世界に大調和を生む」というスローガンを掲げる参政党から出馬を決意した背景には、保守的価値観と共鳴するはじかのさんの思いがあります。柔道を通じて培った精神性と、次世代への深い想いが、その政治姿勢の根幹を形作っているのではないでしょうか。
はじかのひろき（参政党）は初鹿野信興の子孫
はじかのひろきさんの名前は、漢字では「初鹿野 裕樹」と表記されます。初鹿野は珍しい苗字ですが、実はとても由緒ある家柄です。
初鹿野家は武田信玄で知られる甲斐武田家の分家で、鎌倉時代から家系が始まりました。以来、約300年にわたり武田家の重臣として仕え、その後は徳川家の旗本として関ヶ原の戦いや大坂の陣にも従軍しているようです。
とりわけ注目すべきは、1787年に浦賀奉行を務めた初鹿野信興の存在です。初鹿野信興は１７８７年に浦賀奉行に任命され、財政再建や治安維持に手腕を発揮しました。浦賀（現在の横須賀市東部）は、後にペリー来航（1853年）で歴史に名を刻む地となりますが、すでにその当時から、日本の玄関口として重要な役割を担っていました。初鹿野家の歴史は、日本を護る誇りと共にあったといえます。
日本を護りたい、誇り高き日本を取り戻したいという強い思いで、初鹿野信興の子孫であるはじかのひろきさんが神奈川１１区から立候補したのは、ご先祖の導きがあったからかもしれませんね。
はじかのひろき（参政党）の学歴は？
はじかのひろきさんの出身高校は不明です。自身のブログに「横浜市内の公立高校に通っていた」との記載はありましたが、具体的な学校名はありませんでした。
出身大学は東海大学です。全国にキャンパスを展開する日本有数の総合大学として知られ、はじかのさんが卒業した体育学部を中心に、有名スポーツ選手を多数輩出しています。体育学部の偏差値は４１～５２です。東海大学の有名な卒業生としては、落語家の春風亭昇太さん、プロ野球読売ジャイアンツの前監督・原辰徳さん、ラグビー日本代表のマイケル・リーチさんらがいます。
まとめ
はじかのひろきさんは、神奈川11区の参政党からの衆院選候補者として、教育現場における「自虐史観教育」に疑問を抱き、日本の誇りを取り戻すために立ち上がったことがわかりましたね！選挙戦では、自民党の小泉進次郎さんが強力なライバルとなり、激しい戦いになることが予想されます。警視庁警察官の経験を活かし「日本を護りたい、誇り高き日本を取り戻したい」という信念を持つはじかのさんの挑戦に、今後要注目です！
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