立憲民主党の安住淳(あずみじゅん)先生は2024年12月の予算委員会で委員長を務めました。
野党議員の予算委員長は30年ぶりということで、珍しいと話題になりました。
安住淳先生は野田佳彦内閣で財務大臣を務めましたので、覚えている方もいるでしょう。
そんな安住淳先生はどんな政治家なんだろうと気になった方もいるかもしれません。
安住淳先生が若い頃はアナウンサーだったという噂がありますが、事実でしょうか?
今回は安住淳先生の若い頃、経歴・学歴・評判・評価について調べましたので、紹介します。
安住淳の若い頃は?アナウンサー?
安住淳先生は若い頃、NHK(日本放送協会)に勤務していました。
アナウンサーという噂がありますが、事実でなく、記者です。
NHKに勤務しており、安住姓は安住紳一郎さんという有名なアナウンサーがいますので、情報が混乱しているのかもしれません。
NHKで政治部の記者をしていた
安住淳先生はNHK東京報道局で政治部記者をしていました。
総理官邸、自民党、文部省、自治省政治改革などを担当していました。
園田博之内閣官房副長官の番記者を務めた経験があります。
最初は秋田支局に配属されました。
地方の警察担当で、扱う事件は強盗殺人、汚職、窃盗、マル暴、放火でした。
NHK通として有名
安住淳先生はNHK通として有名です。
実際にNHKに勤務していただけに内部の事情も通じています。
NHK通らしい安住淳先生のコメントがありますので、次に紹介しましょう。
安住淳はNHKをどう評価している?
安住淳先生がNHKをどう評価しているかについて、調べました。
安住淳先生は朝日新聞デジタル2023.2.8でインタビューに答えています。
タイトル:「NHKは文化そのもの」「民放より…」安住淳議員が語る古巣の真価
質が落ちたとは思わない
安住淳先生がNHKの質が落ちたとは思わないと評価しています。
「現在のNHKをどう評価していますか」という質問に対して安住淳先生は回答しました。
まず、放送媒体を評価するにあたっては本来、アウトプットされている番組に対するものと、組織内部に対するものをきちんと分けないといけないと思うんです。
朝日新聞デジタル2023.2.8より引用
NHKを語る人々の多くが、それを勘違いしているように感じる。組織内部での争いごとが面白おかしく伝わって、それでNHK全体を評価づけている印象です。でも、そんな争いごとは1万人規模ぐらいの会社なら、NHKに限らずしょっちゅうあるものです。そんなことよりも番組の中身で判断しないと。
そういう意味でいえば、NHKの番組には報道の他にもドラマやエンターテインメントも含めて色々あるけれど、全体を見渡して質が落ちたとは特段思わないんですよね。
会長はどんな人でも良い
安住淳先生はNHKの会長はどんな人でも良いと思っています。
「会長人事については?」に対する質問に安住淳先生はこう返していました。
会長だって、極論すればどなたでも別に構わないんです。アウトプットの中身が問題にならなければね。
報道の中立性が保たれているか。クオリティーの高いドラマを作れているか。「クローズアップ現代」に象徴されるように、ジャーナリスティックに社会の色んなひずみにきちんと光を当てているのか。前田(晃伸〈てるのぶ〉前会長)体制下で、これまでの会長時代と比べて悪くなったかというと、そうではないと思う。籾井勝人元会長(14~17年)は前田前会長に比して、政治的な理解が疎かった人だったと思うけど、(番組の)クオリティーが下がったかというと、そうでもない。そして前田前会長は、(過去の会長と比べて)政治と距離が近いわけでもない。そういう意味での「事件」は起きなかったと思いますよ。前田前会長について一ついえることは、職種の垣根を越える交流人事をやったことはいいと思うんだけど、それが本当に専門性を必要とする番組制作や報道やアナウンスという特殊性を伸ばせたのかという点。
朝日新聞デジタル2023.2.8より引用
政治家・安住淳の評判は?
安住淳先生の政治家としての評判について調べました。
安住淳先生は30年ぶりの野党議員の予算委員長をしましたが、評判がとても良いです。
評判上々、立民の安住衆院予算委員長 円熟運営に自民議員も「本当に不偏不党で差配」
という産経新聞の記事のタイトルからも分かります。
12日に令和6年度補正予算案を可決した衆院予算委員会では、安住淳委員長(立憲民主党)が「熟議の国会」の演出に腐心する姿が目立った。持ち時間内に質疑を終えるよう与野党議員に促し、やじには一喝を加えた。閣僚らにも丁寧な答弁を求め、自ら理事会などの状況を説明することもあった。
「時間ですよ!」
12日の質疑でも安住氏は質疑に立つ議員に時間厳守を促した。安住氏は閣僚だけでなく、省庁幹部にも積極的に答弁させた。平成13年に政府委員制度が廃止され、官僚が政府参考人として答弁する機会が大きく減少していたが、これを転換する試みだ。
(中略)
与党側からも賛辞が贈られた。与党筆頭理事の井上信治氏(自民党)は10日の予算委で、「本当に不偏不党、中立公正に委員長として差配していただいた」と手放しでほめた。
産経新聞2024/12/12より引用
安住淳の学歴は?
安住淳先生の学歴について調べましたので、紹介します。
- 1974年3月 牡鹿町大原小学校卒業
- 1977年3月 牡鹿町大原中学校卒業
- 1980年3月 宮城県石巻高校卒業
- 1985年3月 早稲田大学社会科学部卒業
それでは高校と大学について詳しくみていきましょう。
高校は宮城県石巻高等学校
安住淳先生の出身高校は宮城県石巻高等学校でした。
石巻高等学校の偏差値は57です。(みんなの高校情報)
石巻高等学校の卒業生で有名人は次の方がいます。
- 中村雅俊 俳優
- 辺見庸 小説家
最終学歴は早稲田大学社会科学部
安住淳先生の最終学歴は早稲田大学社会科学部です。
安住淳先生早大在学中、雄弁会、国際貿易論を専門とした大畑弥七のゼミに所属していました。
雄弁会は内閣総理大臣経験者を含め次のような多くの政治家の出身となっています。
- 下村博文(元文部科学大臣)
- 松原仁(元内閣府特命担当大臣)
- 額賀福志郎(元財務大臣)
- 森喜朗(元内閣総理大臣)
- 小渕恵三(元内閣総理大臣)
- 海部俊樹(元内閣総理大臣)
- 竹下登(元内閣総理大臣)
安住淳のプロフィールと経歴は?
安住淳先生のプロフィールと経歴について調べました。
安住淳のプロフィール
安住淳先生のプロフィールについてまとめました。
- 生年月日:1962年1月17日
- 年齢:62歳(2025年1月現在)
- 出身地:宮城県牡鹿郡牡鹿町(現・石巻市)
- 父:安住重彦(牡鹿町長)
- 家族:妻、長女、長男
- 血液型:A型
- 趣味:読書 ゴルフ
安住淳の詳しい経歴
安住淳先生の詳しい経歴についてまとめました。
- 1993年 第40回衆議院総選挙に出馬
- 1998年 第41回衆議院総選挙に出馬、初当選
- 2000年 第42回衆議院総選挙にて2期目の当選
- 2003年 第43回衆議院総選挙にて3期目の当選
- 2005年 第44回衆議院総選挙にて4期目の当選
- 2006年 衆議院沖縄北方問題に関する特別委員会委員長
- 2007年 民主党国会対策委員長代理、懲罰委員会筆頭理事
- 2009年 第45回衆議院選挙にて5期目の当
衆議院安全保障委員
民主党水産振興議員連盟会長 - 2010年 民主党選挙対策委員長
防衛副大臣 - 2011年 民主党国会対策委員長
衆議院国家基本政策委員会
財務大臣
政府税制調査会会長 - 2012年 幹事長代行
第46回衆議院選挙にて6期目の当選 - 2013年 民主党宮城県総支部連合会代表
衆議院財務金融委員会理事
東日本大震災復興特別委員会
民主党水産振興議員連盟会長
民主党東日本大震災復旧・復興推進本部 本部長
衆議院沖縄北方問題に関する特別委員会委員長
衆議院財務金融委員会 - 2014年 衆議院国家基本委員会 理事
民主党国会対策委員長 代理
第47回衆議院選挙にて7期目の当選 - 2016年 民進党国会対策委員長
民進党水産振興議員連盟 会長
民進党代表代行 - 2017年 第48回衆議院選挙にて8期目の当選
決算行政監視委員会、沖縄及び北方問題に関する特別委員会、政治倫理審査会 所属 - 2019年 決算行政監視委員会、政治倫理審査会 所属
立憲民主党 入党、立憲民主党国会対策委員長就任 - 2020年 水産業・漁村振興議員連盟 会長就任
立憲民主党入党 - 2021年 立憲民主党宮城県連代表就任
第49回衆議院選挙にて9期目の当選
衆議院懲罰委員長就任 - 2022年 立憲民主党国会対策委員長就任
- 2024年 衆議院決算行政監視委員会 委員長就任
衆議院予算委員会 委員長就任
安住淳の若い頃はNHKの記者!
安住淳先生は若い頃、NHK(日本放送協会)に勤務しており、アナウンサーでなく、記者でした。
安住淳先生はNHK東京報道局で政治部記者をしており、NHK通として有名です。
安住淳先生がNHKの質が落ちたとは思わないと評価しています。
安住淳先生はNHKの会長はどんな人でも良いと思っています。
安住淳先生は30年ぶりの野党議員の予算委員長をしましたが、評判がとても良いです。
安住淳先生の出身高校は宮城県石巻高等学校でした。
最終学歴は早稲田大学社会科学部です。
プロフィール
- 生年月日:1962年1月17日
- 年齢:62歳(2025年1月現在)
- 出身地:宮城県牡鹿郡牡鹿町(現・石巻市)
- 父:安住重彦(牡鹿町長)
- 家族:妻、長女、長男
- 血液型:A型
- 趣味:読書 ゴルフ
安住淳先生は10回も衆議院選挙に当選しただけでなく、防衛副大臣・財務大臣・予算委員会委員長など重要なポストを歴任した経歴があります。
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