岸田政権と石破政権において首相補佐官を務めたことで一躍注目を集めた矢田稚子(矢田わか子)さん。
もともとパナソニックで長年にわたりキャリアを築き、その後、国民民主党の参議院議員としても活躍してきました。労働組合の連合から支援を受けながら、政治の舞台で着実に存在感を高めてきましたが、その評判にも関心が寄せられています。
本記事では、矢田稚子(矢田わか子)さんの学歴や経歴、これまでの軌跡と現在の活動、さらに退任に至った背景や評判についてもご紹介します。
矢田稚子(矢田わか子)の評判は?
矢田稚子(矢田わか子)さんは、岸田政権と石破政権という2代の総理大臣のもとで首相補佐官を務めた経歴を持っています。ここでは、矢田稚子(矢田わか子)さんの政治家としての評価や、世間からの評判についてご紹介していきます。
矢田稚子(矢田わか子)の評判について
岸田政権と石破政権という異なる体制下で首相補佐官を務め、政権をまたいで重要な役職を任されたことからも、その実力や信頼の高さがうかがえます。また、自身が苦労してきた方である事、一社会人として女性も働きやすい職場づくりを目指してきたことで支持を受けており、評判は高いようです。
矢田稚子(矢田わか子)の経歴(首相補佐官)とプロフィールについて
矢田稚子(矢田わか子)さんは、企業での労働組合活動を経て政界へと進出し、岸田政権および石破政権で首相補佐官を務めた経験を持つ政治家です。ここでは、矢田稚子(矢田わか子)さんのこれまでの学歴や経歴、プロフィールについてご紹介します。
矢田稚子(矢田わか子)の経歴(首相補佐官)について
以下は、矢田稚子(矢田わか子)さんの経歴についてまとめたものです。
- 1984年:松下電器産業に入社
- 2000年:松下電器産業労働組合中央執行委員に就任
- 2006年:松下電器労働組合連合会中央執行委員に就任
- 2014年:パナソニックグループ労働組合連合会副中央執行委員長および電機連合男女平等政策委員長を務める
- 2016年:第24回参議院議員通常選挙で比例代表として初当選
- 2022年:国民民主党副代表を退任し、同党顧問に就任
- 2023年:内閣総理大臣補佐官に就任
- 2024年:内閣総理大臣補佐官に再任
- 2025年:内閣総理大臣補佐官を退任
矢田稚子(矢田わか子)のプロフィールについて
矢田稚子(やた わかこ)さんは、1965年9月25日生まれ、59歳、出身地は大阪府大阪市浪速区、愛称は「やたわか」です。
座右の銘は「意志あるところに道は拓ける」です。岸田総理、石破総理とともに、働く世代や若者、そして女性たちの未来を明るくするための政策提言に取り組んできました。
矢田稚子(矢田わか子)の学歴について
パナソニックで長年キャリアを積み、その後、政治の道へと進んだ矢田稚子(矢田わか子)さんですが、その学歴にも関心が集まっています。ここでは、彼女の学歴についてご紹介していきます。
矢田稚子(矢田わか子)の出身高校は?
大阪府立寝屋川高等学校を卒業しています。
1909年に創立され、偏差値は68前後とされています。
主な卒業生は元衆議院議員の中川治さんや枚方市長の伏見隆さんなどです。
2年生のとき、両親の会話から家に多額の借金があることを知り、退学届を提出しました。しかし教師に引き止められ、その後は3〜4つのアルバイトを掛け持ちしながら1984年に卒業しています。
矢田稚子(矢田わか子)は大学卒業していない?
弁護士を目指し大学への進学を希望していましたが、両親の病気もありヤングケアラーとなり進学を断念しました。そして、松下電器産業(現・パナソニック)に入社しています。
矢田稚子(矢田わか子)の現在や退任について
岸田政権および石破政権の両内閣において、首相補佐官として労働政策の推進に尽力してきた矢田稚子(矢田わか子)さんですが、現在はその職を退いています。ここでは、矢田稚子さんの現在の活動内容や、首相補佐官を退任するに至った背景についてご紹介します。
矢田稚子(矢田わか子)の現在について
現在は、取材を受けたりラジオに出演したりして「職場における女性活躍」や「女性活躍プロジェクト」についてお話しされています。また、退任の挨拶回りやお世話になった人たちとの懇親会の様子もSNSに投稿されています。
矢田稚子(矢田わか子)はなぜ退任?
2025年3月末に首相補佐官を退任することが発表されましたが、その具体的な理由は明らかにされていません。
補佐官退任についてのインタビューで、あまりに突然だったので、戸惑ったということが伝えられています。
政府・自民党内では、矢田稚子(矢田わか子)さんに国民民主との政策連携の仲介役を期待する向きがある一方、野党議員出身者を起用し続けることを疑問視する声もあったようです。退任判断には、自民と国民民主の距離が生じている情勢が影響した可能性もあるようです。
まとめ
矢田稚子(矢田わか子)さんは、パナソニックで長年にわたりキャリアを築き、国政の場でも存在感を示してきた人物です。労働組合活動を経て国民民主党から参議院議員に当選しました。岸田政権、石破政権の両政権で首相補佐官を務めるなど、そのキャリアは輝かしいものでした。首相補佐官として賃金と雇用を担当しましたが、2025年3月31日付で退任しています。現在は、取材対応やラジオ出演を通じて、職場での女性活躍や労働環境改善に向けた情報発信を続けています。今後の活動にも引き続き注目していきたい人物です。
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