自民党の麻生派に所属する中村裕之さんは、「責任ある積極財政を推進する議員連盟」の共同代表として、消費税の時限的な引き下げや所得税の減税といった積極的な政策を提言しています。
また、同議連として高市早苗さんに対し、GDP600兆円の早期実現を目指す政策提案も行うなど、精力的な活動が注目されています。そんな中村裕之さんの所属する派閥や評判はどうなのでしょうか?
本記事では、所属する派閥やこれまでの経歴や学歴、さらには妻や娘など家族に関する情報にも触れながら、人物像についてご紹介します。
中村裕之の所属派閥は麻生派?
積極財政を推進する議員として知られている中村裕之さんですが、その政策的な立場を支える背景には、彼が所属する派閥の存在があります。ここからは中村裕之さんが所属している派閥についてご紹介します。
中村裕之の所属派閥は麻生派?
中村裕之さんは自民党の麻生派に所属しています。
麻生派は自民党の現存する唯一の派閥で、麻生会の会長である麻生太郎さんは元首相であり、自由民主党最高顧問に就任しています。中村裕之さんが麻生派に所属していることは、彼が党内で一定の影響力を持っていることを示しています。
中村裕之の経歴とプロフィールについて
中村裕之さんは、民間企業での勤務経験や地方行政での活動など多彩な経歴を持ち、それらが現在の政治活動にも大きく影響を与えています。これまでの経歴やプロフィールについてご紹介します。
中村裕之のwiki経歴について
中村裕之さんのwiki経歴について以下にまとめました。
- 1984年北海道総務部札幌北道税事務所に配属
- 1989年中村建設株式会社に入社
- 1993年代表取締役に就任
- 1995年余市青年会議所理事長
- 2003年北海道議会議員へ出馬し当選
- 2012年衆議院議員へ出馬し当選
- 2018年文部科学大臣政務官に就任
- 2021年農林水産副大臣に就任
- 2024年衆院原子力問題調査特別委員長に就任
- 2024年衆議院文部科学委員長に就任
中村裕之のプロフィールは?
中村裕之(なかむらひろゆき)さんのプロフィールを以下にまとめました。
- 生年月日:1961年2月23日(64歳)
- 出生地:北海道余市郡余市町
- 血液型:O型
- 趣味:ゴルフ、スキー、読書
- 座右の銘:知行合一(ちこうごういつ)
中村裕之の出身高校や大学(学歴)について
中村裕之さんはどのような教育環境で学び、経験を積んできたのでしょうか。ここでは中村裕之さんの出身高校や大学などこれまでの学歴についてご紹介します。
中村裕之の出身高校は?
北海道小樽潮陵高等学校を卒業しています。
北海道小樽潮陵高等学校は道内三番目に設立された旧制小樽中を前身とする、古い歴史をもつ公立高等学校で、自由な校風が特徴です。その偏差値は60程度とされています。
卒業生には岡崎英美さん(サカナクション)や加藤浩次さん(極楽とんぼ)などがいます。
高校時代は小樽市潮見台の下宿から通学しました。寮には年次や学校の違う学生もおり、規律に厳しい先輩もいたが、楽しい寮生活過ごし、将来の財産にもなったそうです。
中村裕之の出身大学は?
北海学園大学経済学部を卒業しています。
北海学園大学は学生数8000名超、札幌市内中心部に位置する道内で最大規模の総合私立大学です。経済学部の偏差値は50前後とされています。
卒業生には俳優・タレントの大泉洋さん、ニトリホールディングス創業者の似鳥昭雄さんなどがいます。
中村裕之の評判や評価・政策について
これまでの政治活動を通じて地域に根ざした実績を積み重ねてきた中村裕之さんですが、世間からはどのように見られているのでしょうか?中村裕之さんの評判や評価、そして注目される政策についてご紹介します。
中村裕之の評判や評価について
中村裕之さんは、地域に根ざした政治活動と確かな政策実行力により、地元の有権者や関係者から厚い信頼と高い評価を得ています。その評判や評価のポイントをご紹介します。
- 教育分野での実績が顕著
文部科学大臣政務官時代に、幼児教育や高等教育の一部無償化、小中学校への一人一台のPC/タブレット導入を実現しました。また、自民党文部科学部会長として、教員の処遇改善や高校のデジタル化(DXハイスクール)推進にも尽力しています。 - 農林水産業への支援
JAの集出荷選別施設への補助金提供や、ニセコ地区の国営農地再編事業、中後志地区の国営かんがい排水事業の新規事業化を実現しました。また、トド対策や密漁対策、沿岸振興対策にも取り組んでいます。 - 地域活動への積極的な参加
日本PTA全国協議会副会長や北海道PTA連合会会長を務めるなど、教育現場や地域活動にも積極的に関与しています。
中村裕之の政策について
地方出身の議員として、「分散型国土形成」で地方創生・地域の活性化に取り組んでいます。
また、ご自身のHPでは次の3つの政策提言をしています。
- コロナ時代をどう切り抜けるか
分散型の国土形成で、地震等の大災害や新型コロナなどの感染症から国民を守る国を創っていきます。 - 日本経済を見直す
これまでの「経済財政一体改革」を見直し、「先ずはデフレから脱却、過熱感が見えてきた後に財政の健全化を進める」経済政策に転換していきます。 - 教育が未来を作る
教育は子どもたちの将来の選択肢を広げ、豊かな生活につながる重要な要素です。誰もが平等に機会を得るべきだという考えのもと、教育の無償化やICT整備、教室環境や教員待遇の改善に取り組みます。
中村裕之の妻や家族について
精力的な活動が注目されている中村裕之さんですが、プライベートではどのような家族に囲まれているのでしょうか。ここからは、結婚した妻や家族についてご紹介していきます。
中村裕之の結婚した妻について
中村裕之さんは、25歳のときにご結婚されました。
奥様は政治活動においても積極的に支援されており、2017年の第48回衆議院議員総選挙では、選挙カーに同乗するなど、選挙活動を支えていらっしゃいました。公私ともに支え合う姿勢からは、夫婦の絆の強さが感じられます。
中村裕之の子供について
中村裕之さんには、娘さんと息子さんが1人ずついらっしゃるようです。
ご家族との関係はとても良好なようで、ご本人のブログには、父の日に長女と長男からアイスクリームの贈り物が届いたことを嬉しそうに綴った投稿も見られました。家庭での温かいやり取りからは、政治家としての顔だけでなく、一人の父親としての優しさや親しみやすい人柄も垣間見えます。
まとめ
中村裕之さんは、麻生派に所属する自民党の衆議院議員で、地域密着型の政治姿勢が高く評価されています。民間企業や地方行政の経験を活かし、現在の政治活動に取り組んでいます。
コロナ禍を契機に都市集中のリスクを指摘し、地方分散型の国土形成や教育・医療の充実に取り組んでいます。特にインフラ整備や教育環境の改善に力を注ぎ、実現力ある政策を展開しています。
これらの取り組みは、地域社会の課題に対する深い理解と、実現力を兼ね備えた政治家としての姿勢を示しており、今後の活動にも注目が集まります。
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