ビベック・ラマスワミさんはイーロン・マスクさんと共にトランプ政権の政府効率化省のツートップの1人に選ばれました。
イーロン・マスクさんと並ぶ立場のビベック・ラマスワミさんって誰?
そう思った人がいるかもしれません。
映像を見ても、(政治家としては)若い南方系のアジア人にしか見えません。
実際にビベック・ラマスワミさんの両親はインド人で移民としてアメリカに来ました。
ビベック・ラマスワミさんは2024年アメリカ大統領選挙の共和党指名争いに立候補して、一時はドナルド・トランプさんと争った人です。
ビベック・ラマスワミさんはまだ39歳(2024年12月現在)。
そんなビベック・ラマスワミさんは論破する能力が高く、日本ではアメリカ版ひろゆきと紹介されています。
今回はビベック・ラマスワミさんの経歴・学歴をwiki風に紹介します。
ビベック・ラマスワミはアメリカ版ひろゆき?
ビベック・ラマスワミさんは「アメリカ版ひろゆき」と日本で紹介されています。
そのように紹介したのは小西克哉さんです。
小西克哉さんはアメリカ政治に強いジャーナリストとして定評があります。
集英社オンライン2023.10.25で、小西克哉さんが次のような記事を書きました。
〈アメリカ版ひろゆき!?〉「気候変動はホラ話だ!」米大統領選の注目株・ラマスワミ氏の矛盾だらけでも爆進できる”論破”力
「トランプ有罪」なら一躍、共和党の大統領候補に!? アメリカ版”ひろゆき”・ラマスワミ氏の華麗なる経歴
論破力が優れている
ビベック・ラマスワミさんは論破力が優れてます。
この点を小西克哉さんが次のように語っています。
「移民」「一文無し」「努力」「神」「成功」などという、アメリカン・ドリームの鉄板的要素を取り入れ、1分足らずで自己紹介を仕上げる弁舌は実に見事だった。
ラマスワミ氏の主張は矛盾だらけなのだが、そこは立板に水の弁論能力で爆進してしまうのが彼の武器であり、持ち味だ。その無敵ぶりはさしずめ、アメリカの「論破王・ひろゆき」といえば、日本の読者はピンと来るかもしれない。
その強弁ぶりにライバル候補が次々と反論したところ、返り討ちにあって大炎上したことから逆にメディアの注目を集め、いまではペンス元大統領をしのぐ5%台の支持率で、共和党の大統領予備選の4番手につけるまでに赤丸急上昇している。
集英社オンライン2023.10.25
ビベック・ラマスワミが発言した内容
ビベック・ラマスワミさんが発言した内容をまとめました。
- 「おかしな名前の小男がどうして政治討論会のど真ん中にいるのか。疑問に答えよう。私は政治家ではなく、起業家だ。両親は40年前に移民してきた一文無しのインド移民。私は神を信じ、二人の息子を妻と育てながら会社を創立し、その売上は今や、数千億円規模にまでなった」
- 「だが私の息子の世代には、このアメリカン・ドリームは存在しない。なぜか。共和党の政治のプロたちが夢の実現から逃避しているからだ。我々はアメリカン・ドリームというビジョンから逃避してはならない。誰が車を壊した犯人にその車のカギを手渡すだろう。カギは次の新しい世代に渡すべきだ。だからこそ私は今、ここにいる」
- 「気候変動はホラ話」
- 「炭素税などは経済の足枷だ。事実、気候変動で犠牲になる人より、気候変動政策で犠牲になる人のほうが多い」
- 「プロ政治家が続々とゼレンスキー教皇に面会するためにキーウ詣をすることは侮辱的だ。その前に(山火事で被害にあった)マウイ島やシカゴの貧困街に行くべきだ」
- 「ロシア制裁は中露を緊密にさせるだけだ。ウクライナのロシア占領地域はロシアにくれてやる」
- 「ウクライナの国境が侵犯されたと騒ぐ前に、米国のメキシコ国境が侵犯されている問題に軍事力を使うべき」
- 「麻薬流入を阻止するため、メキシコの麻薬カルテルに対して米軍を動員させる」
- 「(東アジアに関して)アメリカは孤立主義で臨むべき」
- 「私が大統領になれば、任期中に国内の半導体産業を育成し、台湾への依存を切る。そうすれば、中台の軍事衝突に巻き込まれなくてすむ」
- 「FBIは廃止」
- 「ワシントンには『闇の政府』や『顔がない行政政府』があり、実権力を握っている」
- 「9・11の事件について米国政府は何かを隠している」
- 「あなたの話を聞くたびに、自分がバカになる気がするわ」
- 「皆さん、そろそろ決め台詞も尽きたころなので、本音がわかる事態となりましたね。とくにペンスさん」
- 「大口献金者の操り人形をとるのか、真実を求める愛国者をとるのか」
ビベック・ラマスワミのwikiプロフィール
ビベック・ラマスワミさんのwikiプロフィールについてまとめました。
- 生年月日:1985年8月9日
- 年齢:39歳(2024年12月現在)
- 身長:174cm
- 出身地:オハイオ州シンシナティ
- 父:インド移民 GEのエンジニア
- 母:インド移民 医者(老年精神科医)
- 家族:妻・長男・次男
ビベック・ラマスワミさんの学歴は後に詳しく紹介しますが、先にビベック・ラマスワミさんの経歴を説明します。
ビベック・ラマスワミの経歴は?
ビベック・ラマスワミさんの経歴について調べましたので、紹介します。
ロイバントサイエンシズを創設
ビベック・ラマスワミさんはロイバントサイエンシズを創設しました。
ロイバントサイエンシズは、バイオテックのスタートアップ企業です。
バミューダ諸島ハミルトンの持株会社と、その子会社ニューヨークの2社を指します。
事業拠点は他にノースカロライナ州ダーラム、マサチューセッツ州ケンブリッジ、カリフォルニア州サンフランシスコ、スイス連邦バーゼルにあります。
ラマスワミさんは製薬会社が多額のコストと時間をかけた新薬の開発を中断することが多いことを知りました。
そこで、他企業が開発を中断した新薬を買い取り、ロイヤリティの取り決めをした上で新薬を開発するビジネスモデルを発想したのです。
その後もベンチャー企業を多数創設
ビベック・ラマスワミさんはベンチャー企業も多く創設しました。
- アルタバント サイエンシズ(神経障害や神経筋の遺伝子治療)
- アビュータス(感染症治療薬)
- マイオバント(女性の健康や前立腺がん)
- デルマバント(皮膚病治療薬)
- ユーロバント(泌尿器治療)
- アルタバント(呼吸器疾患奇病)
- データバント(健康のデータや資料の安全的な繋がり)
- アーリバント(技術的な薬品の商品化)
- エンジバント(小児奇病)
ビベック・ラマスワミさんは生理学の天才だけでなく、法律的にも天才です。
訴訟リスクを回避しながら、新薬製造に貢献したことが分かります。
2024年のアメリカ大統領選挙(共和党指名争い)に立候補
ビベック・ラマスワミさんは2024年アメリカ大統領選挙の共和党指名争いに立候補しました。
当時はトランプさんが逮捕される可能性がありました。
ビベック・ラマスワミさんは大統領候補の4番手と言われていましたが、もし逮捕されていたら、トランプさん支持者の票が集まりそうな勢いだったのです。
予備選開始後にビベック・ラマスワミさんは大統領候補を辞退することになりました。
ビベック・ラマスワミの学歴は?
ビベック・ラマスワミさんの学歴について紹介します。
- 高校:セント・ハヴィエア高校
- 大学:ハーヴァード大学
- 大学院:イェール大学ロースクール
高校は地元のセント・ハヴィエア
ビベック・ラマスワミさんの出身高校は、地元シンシナティのセント・ハヴィエア高校です。
セント・ハヴィエア高校ではテニスで成績を上げ、全米でランキングされました。
ビベック・ラマスワミさんは文武両道の人物で、卒業生総代を務めました。
大学はハーヴァード
ビベック・ラマスワミさんの出身大学は、ハーヴァード大学です。
ハーヴァード大学といえば超エリート大学ですが、生物学の学位を得ました。
ハーヴァード大学では既に、強固なリバタリアン(自由主義者)として知られていて、ハーヴァード政治連盟の会長も務めました。
また、 ハーヴァード大学では音楽活動をして、エミネムをカバーしたり、リバタリアン的なテーマのラップを演じたりしていました。
大学時代に既にヘッジファンドやゴールドマン・サックスでインターンを経験しています。
卒業研究では倫理問題を取り上げ、ボーディン賞を受賞しました。
イェール大学ロースクールも卒業
ビベック・ラマスワミさんはイェール大学ロースクールも卒業しました。
大学で生物学を学んだ人が法律の大学院に進学したのです。
ビベック・ラマスワミさんはイェール大学ロースクールに奨学金で進学しました。
しかも、イェール大学ロースクール在学中に既に金融、バイオテック、製薬関係の事業を手掛け、卒業時には1,500万ドルの資産を得たそうです。
トランプ政権で副大統領となるJ・D・ヴァンスさんはイェール大学ロースクールの同級生でした。
ヴァンスさんは自分の息子の名前をビベックとしたくらい親密な関係になっています。
まとめ ビベック・ラマスワミはアメリカ版ひろゆきだった!
ビベック・ラマスワミさんは「アメリカ版ひろゆき」と日本で紹介されています。
ビベック・ラマスワミさんは論破力が優れています。
ビベック・ラマスワミさんのwikiプロフィール
- 生年月日:1985年8月9日
- 年齢:39歳(2024年12月現在)
- 身長:174cm
- 出身地:オハイオ州シンシナティ
- 父:インド移民 GEのエンジニア
- 母:インド移民 医者(老年精神科医)
- 家族:妻・長男・次男
ビベック・ラマスワミさんの経歴
ビベック・ラマスワミさんはロイバントサイエンシズを創設しました。
ロイバントサイエンシズは、バイオテックのスタートアップ企業です。
その後もベンチャー企業も多く創設しました。
ビベック・ラマスワミさんは2024年アメリカ大統領選挙の共和党指名争いに立候補しました。
ビベック・ラマスワミさんの学歴
- 高校:セント・ハヴィエア高校
- 大学:ハーヴァード大学
- 大学院:イェール大学ロースクール
30代のインド移民の子供がアメリカ大統領選挙の共和党指名争いに立候補しました。
そして、イーロン・マスクさんと共にトランプ政権の政府効率化省のツートップの1人に選ばれました。
ビベック・ラマスワミさんはアメリカンドリームを体現した人物と言えます。
コメント